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投資家からも一目置かれるSEO手腕で会社の成長に大きく貢献。さらに自分の会社も - 株式会社Zehitomo / 合同会社KOCHI 林康紀さん

彼は、株式会社Zehitomoではグロースディレクターを務め、そしてご自身が代表を務めるKOCHIではグロースハックやデジタルマーケティング業を提供しているSEOは、企業が事業を成長させる上で重要視するべき手法です。仕事や日々の心がけ、マネジメント方法などを教えてもらいました。

業界や業種が違う「あの人」の話を聞いてみませんか。面白い話が聞けるかもしれません。隣のビルで働いているあの会社の人、電車に乗っているこの人のこと。よく知らないだけで、仕事の価値観が合うのかもしれません。

remonade mediaでは「話をしたことのない人の話を、隣で聞いてみる」ような記事をお届けします。コーヒーでも飲みながら読んでみてください。

「記事を読んで、あなたの考え方を変えるきっかけにしてください」なんて、言いません。あなたにはあなたの信念があるから、変わらなくてもいいんです。でも人の働き方を知るときっと、自分のワークスタイルとライフスタイルを考え直すいいきっかけになります。

今回働き方を教えてくれたのは、林康紀さんです。株式会社Zehitomoではグロースディレクターを務め、そしてご自身が代表を務めるKOCHIではグロースハックやデジタルマーケティング業を提供しています。

SEOは、企業が事業を成長させる上で重要視するべき手法です。どの業界や業種でもインターネットでの存在感が問われる今、SEOやインターネット広告などの活用が求められています。

林さんは現在の会社で、SEOと広告を駆使して現在の規模まで成長させ、投資先であるCoral Capitalなどからも取材を受けるなど、その手腕が注目されています。そんな彼の仕事や、心がけ、マネジメント方法などを教えてもらいました。


🍋お仕事は、グロースディレクター

株式会社Zehitomoで、グロースディレクターとして3年半働いています。今年の2月からはKOCHIというグロースハックやデジタルマーケティングの代理業を開始して、クライアント業もしています。

簡単に言うと、ウェブサイトから売上を発生があがるようにする仕事です。ウェブサイトにアクセスを流入させて、そこから売上が発生するようにする専門家。SEO(検索エンジン最適化)、ソーシャルメディアマーケティング、ディスプレイ広告やリスティング広告、ユーザーが会員登録をする確率などを上げます。


🍋起業、DeNA、Zehitomo

大学卒業後、自分でLGBTのコミュニティをターゲティングしたサービスを開発する会社を立ち上げました。1000万円ほどの資金調達をしてシードのスタートアップとして経営し、最終的には共同経営者と方向性の違いが明らかになったため退任しました。第二新卒でDeNAに入社し、キュレーションサイトメディアの事業部に入社、プロダクトオーナーとして4つあったメディアのうちの1つのメディアで、マネージャーとして勤務しました。当時あったメディアたちがクローズしたのは有名なのでご存知の方も多いと思います。

私はちょうどメディアがクローズする前に転職をして、Zehitomoで3年半勤務して現在に至っています。

大学卒業時に就職活動もしましたが、就職活動に対して「やらないといけないからやってる、やらされている」感覚がありました。さらに、自分の中でのアイデアを形にしてみたいという気持もあったので、就職活動中の社長面接で「入社したら活躍する自信はありますが、自分の中にあるアイデアを形にしたいという気持ちもあり、正直悩んでいます」とお伝えしました。するとその会社の社長が「どんなに大変でも、絶対に自分のアイデアに挑戦してみたほうがいいと思う」「もしダメだったらうちに入社したらいいよ」と言っていただきました。


🍋いろんな人がいるほうが肌に合う

就職活動では、インターナショナルな会社で働きたかったため、いわゆるよくある就職活動とは軸を変えました。

私の行った大学には、一般的に普通ではないとされるようなキャリアを歩む人も多くて、大手企業に就職をしないことへの偏見のようなものはありませんでした。友人にも、FMラジオ局から内定をもらったけれどデザイナーになった人がいますし、自分で会社を立ち上げた人、大企業に行った人、スタートアップに行った人もいました。

周囲からの話を聞く限り「いわゆる、日本らしい企業」、例えば、決まりやプロセスを重視する、残業が多い企業などは自分に合わないのではないかなと思っていました。よりグローバルな環境に身を置きたいという気持ちがあったため、「英語が話せる人のみエントリー」というような企業を選んでいました。

私は外国人の多い企業などで働いたことはありませんでしたが、日本人だけではなく様々な人がいる会社の方が自分に合うような気がしていて。

母は親心として安定した大企業を勧めてくれていましたが、私は「どうして大企業がいいと思うの?」と困らせるような質問で返して(笑)、聞き流していましたね。

(ホームパーティーを主催して、様々な人と交流することも。写真は少し前のもので、2020年春のものではありません。)


🍋仕事の必需品はパソコンとイヤフォン

仕事柄、必需品はパソコンです。あとはイヤフォン。ヘッドフォンは長時間音楽を聴いていると頭が痛くなるのでイヤフォンの方が好き。ブランドにこだわりはなくて、今使っているものはコンビニエンスストアで買いました。他に仕事に必要なのはコーヒーです。1日2〜3杯は飲みます。


🍋音楽は気分に応じて

聴くのはダンスミュージックが多いです。クラブで流れているような、ハウスミュージック、ディスコミュージック、80年代のポップも聴きます。聴きながら、リズムを作りながら仕事をしています。音楽は気分に応じて変えます。仕事をどんどん推進させたい時にはハウスやメタルを聴くと「オラオラ!」気分に変わって、仕事が進みます(笑)


🍋日記をつけて、思考を整理

仕事でノートや手帳、ペンなどアナログな道具はほとんど使いませんが、プライベートではノートとペンを使って日記をつけるようにしています。起きたことを振り返ったり反省したり、頭の中にとどまってぐるぐるしているようなことも書き出す。考え事が頭の中で回っている時や、「あれはどうしよう、これもどうしよう」という気持ちになる時は、何も考えずにまず手を動かして書き出すようにしています。

(2020年春、在宅勤務が続きます。)


🍋現在の働き方(外出自粛期間)

新型コロナウイルス感染症の流行が始まってから在宅勤務に切り替えています。使っているツールは、これまで使っていたSlackに加えて、Zoomを使うようになりました。

在宅勤務は結果しか見えないので「ちゃんとやろう」という気持ちがより強まりました。オフィスにいると「オフィスに来て、頑張っています」というイメージや印象を与えることもできますが、家から仕事をしている今は「結果とアウトプットを出していこう」という気持ちです。

上司や部下とのコミュニケーション量は明らかに減りました。オフィスだと近くにいるため話しかけることができるし、向こうからも話しかけられますが、今は「ちょっとそこにいるから話しかけよう」みたいなことはなくなりましたね。でも必要な仕事の話はしなければならないため、Slackで必要な質問をしたり、ミーティングを設定したりしています。


🍋マネジメントで気をつけていることは2つ

マネジメントで気をつけることは2つあります。1つはできるだけ目標を明確にすること。いつまでに、誰が何をどこまでするのか、OKRなどを明確に。明確にすればするほど勝手に動けます。ほとんどの人が「目標と、何をすればそこにたどり着けるのか」が明確であれば勝手に動けます。もちろん途中でつまづくポイントもあるので、その時にサポートに入る。いかに目標と道筋を明らかにするのか、モチベーションやキャリア的にどういう方向に行きたいのか、キャリアとして目標や道筋が納得できるものなのか?在宅勤務でリモートで仕事をしていても、そこのすり合わせがあれば心配しなくていいと考えています。

もう1つは、進捗をわかりやすく、できればダッシュボードなどにすること。リモートでよくあるのは進捗確認の問題です。仕事がどこまで完成しているのかわかりにくくなり、マネジメントする人もメンバーも、確認と報告がストレスになります。しかし目標と進捗の状況がパーセンテージになるなど見えるようになっていれば、上司も質問をしなくてよく、部下も報告する必要がありません。目標と進捗度を明確にすればするほど良いと思います。


🍋マネジメントの難しさ

DeNAで働いていた時には、私がマネジメントポジションで、メンバーが他に6〜7人チームにいました。メンバーは全員が同世代、子供がいる方たちでした。メンバーの役割を分担をして私がリードをしながら進めていましたが、うまくいったところとうまくいかないところがありました。

うまくできなかったのは、ストレスのケアと、「それぞれがどこまでやりたいのかを把握する」など、細かいところまで目を配れなかったところです。例えばAさんがが業務量が増えた、Bさんがよく見えてないところで能力を発揮していた(しかし私には見えていなかった)とします。

この場合、Aさんに対しては、業務量が増えてしまっているため私が業務量を減らしてあげるために他の人に割り振ったり、サポートしてあげるべきです。Bさんの能力にも気付く必要があります。しかしそれがうまくできていませんでした。

今いるスタートアップは少人数ということもあり、問題点やメンバーが抱えているストレスも見えやすいです。しかしDeNAの時には、「自分が部下たちをうまくケアできていないことに気づいておらず、期末にわかってしまう」みたいなことが起きてしまいました。メンバーから期末になって「実はこうだったんです、大変だったんです」と教えてもらい、判明することが何度かありました。僕が把握できなかったことを反省しましたし、信頼関係を培う事の大切さを理解しました。


🍋常に「うまくいっていない」と考える

デジタルマーケティングやグロースハックは「自己否定」から始まると思っています。放っておくと、数字は変わりません。例えば毎日100セッションあるとすると、何もしなかったら100セッションのままです。では1年後に100セッションが200セッションにするためには、さらにそこから1000にするにはどうすればいいのでしょうか?もしくはこれまでに行った施策では1000にならなかった、では今までに何をしたとしても「前の施策では成長しなかった」わけです。では次は何をするのか?と次の打ち手を考えていきます。

つまり、常に自己否定です(笑)。これまでも「よし、これでいいな」「楽だな」と思ったことはありません。数字を相手にしているので、常に「うまくいっていない」と考えているところがあります。そう、永遠に満足できない(笑)。切羽詰まっているわけではなく、常に満足していません。


🍋煮詰まった時のリフレッシュ

仕事で切羽詰まる時は、仕事に真摯に向き合って解決する以外に解決方法はないと思っています。

今の在宅勤務期間中のリフレッシュ方法は、今の在宅勤務期間は公園を散歩したり、走ったりしています。これまでは、ジムに行ける時はジムに行っていました。ジム通いはみなさんにおすすめしたいです。ジムが閉まっていても、自宅でウェイトトレーニングなどできることはあります。私は、誰でも運動をすれば毎日のパフォーマンスが自動的に30%ほど向上すると本気で思っています。

(自粛期間中に、生花を始めました。)


🍋ライフハックは家事とPodcastの視聴

私のイメージですが、日本の男性は家事をやらない人も多いのではないかと思いますが、家事は仕事に良い影響を与えると思います。手を動かしながら頭を動かす作業だからです。家事は、掃除をする、レシピを読んで料理をする、洗濯をするなど、やり方や段階を考えながら取り組むものなので、していくと頭が柔らかくなる感覚があります。

あとは、英語のPodcastを聴くのが好きです。英語のPodcastは種類もたくさんあります。ニュースはThe New York Timesや、Slate Moneyというエコノミストがマーケットや経済について話す番組も好きです、面白い上に知識も深まります。SEOのポッドキャストもあって、自分の専門性をキャッチアップできます。エンジニアやデザイナー向けのPodcastもありますよ。それこそ、家事など別のことをしながら聴くこともできるため、気に入っています。

(天気のいい日はバルコニーで食事を楽しみます。パンケーキは少し焦げてしまったそうです。そんなこともありますよね。)


🍋20年後はどうなっていたいですか?

プライベートも仕事も一言にすると「20年後も、色々な世界を見たい」です。

バリ島のようなバカンスのような島で1年間過ごしながら働くことに興味があります。外出自粛期間だからそう思っているわけではなく(笑)、しばらく前から考えていました。このように、他の国などで暮らしてみたい気持ちもあるので、20年後はアメリカか、他の国で暮らしていると思います。現在アメリカにグリーンカードの申請中です。

現在29歳なので、20年後は49歳。49歳だと10年以内にリタイアしたい時期に差し掛かるため、趣味ややりたいことも広げて、家のローンも支払い終わって、家を確保して生きていける額を貯めて、趣味に時間を割いて生きていきたいです。いろいろな文化も見てみたいです。フランスでオペラを見る、みたいな。

仕事では、自分なりにITのスタートアップや会社を立ち上げて新しいビジネスをしているか、そのようなビジネスをしている企業の支援をしているか、どちらかだと思います。これまでそれぞれの会社で正社員として働いた反面、世界中に色々な会社があり色々なビジネスをしていて、それぞれの企業の中にいる人もマネタイズのポイントも違うことに強く興味があります。色々な仕事を見て、「貢献したい」と思える仕事があればその一部になれたら楽しいと思います。

あとは、もう少しあたたかい人間になりたいです。自分の改善すべきポイントだとも思っているのですが、東京で29年暮らすと、近隣の人や周りの人に対しての思いやりが欠けていく気がしています。

私のパートナーはアメリカ出身なのですが、近隣の人やよく行くお店の人に「こんにちは」「寒いですね(or 暑いですね)」とよく話しかけるんです。私はそういう声かけをした経験の方が少ないので、もっとあたたかいやりとりができる人間になりたいです。



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